ホームインスペクションで使用する標準機材

オートレーザーレベル

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オートレーザーレベルは、ホームインスペクションにとって基本となる壁・床の傾斜を計測する時に使います。レーザータイプなので、1mm単位で計測が可能なので壁・床の傾きを正確に把握することが可能です。

打診棒

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外壁・基礎表面(モルタル面)・タイル面・防水床面に先端の丸い箇所にあてて撫でるように表面を転がし、音で剥離・浮き上がりなどの不具合を調べます。

木材含水率計

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おもに小屋裏、床下など梁や土台など構造体と呼ばれる木材の含水率をチェックします

「含水率」とは
木材に含まれる水分の割合。一般に含水率10%〜13%のときに最も強度が高く、20%以上になると強度が落ちて腐りやすくなったり、白アリが発生しやすくなったりするとされる。

引用:コトバンク

点検ミラー

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外壁水切の下部、鴨居の上部、サッシの下側や顔より高い部分など直接目視しにくいところはこの点検ミラーを使います。

LED懐中電灯

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主に床下や小屋裏を目視する際に使用します。

クラックスケール

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基礎のひび割れの幅や、外壁のひび割れの幅をチェックする時に使用します。

「測定の基準」
コンクリートに幅0.5mm以上のひび割れまたは深さ20mm以上の欠損が生じている場合は、劣化事象とみなし補修をおすすめしています。

スケール

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家の間取り・オートレーザーレベル計測時などに使用します。

機密水平器

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オートレーザーレベルで確認しにくい場所の水平をチェックします。(階段や家具など)小さい水平器は、床下などで各配管等の傾斜(勾配)をチェックします。

脚立

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高いところのチェックなどに使います。伸ばすとハシゴにもなります。

チェックシート

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診断の方法は、目視で、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本。目視とはいえ、これら機材なしではホームインスペクションは成り立ちません。ホームインスペクターは住宅の「かかりつけのお医者さん」です。外壁や基礎に不具合の兆候は見られないか、室内に雨漏りの形跡はないかなどを目視で確認し、に調査内容を記入します。調査後のチェックシートに基づいて報告書を作成し、建物のコンディションを診断依頼者に説明します。

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